業務用バリカンの実情!人間用とペット用の違いはある?寿命は?

スピーディクコード・コードレス両用バリカン「PEACE」ピース ■バリカン

理容・美容で使う頭髪用の業務用バリカンをネットで扱いはじめたのが15年以上前。

 

その頃から比べるとバリカン事情も少しずつ変わってきました。

 

何が変わったかというと、ペットの波が押し寄せてきたこと。いや、ペットという可愛い動物だけでなく大型動物までもが同じバリカンを使っているのです。

 

業務用バリカンが足りない?

当店でスピーディクの「PEACE」ピースという、コード付き・コードレス両用バリカンを販売していますが、何回か品切れになることがありました。今でもありますが・・・

 

仕入先に問い合わせると、入荷は1ヶ月以上先に。メーカーに製品がないのだからどうしょうもないとのこと。

 

「メーカーに在庫がないなんて何かあやしい!」

 

そういえば仕入先の営業の方から聞いた話がありました、「メーカーは今ペット用に力を入れているので、人間用である理美容業界にはあまり商品を卸さないのではないか」と言っていました。

 

替刃も厚みがある13mm、9mmは半年以上先でないと入荷しないと連絡もありました。

 

こんなこと、数年前までは考えられないことでしたが、昨今のペットブームでバリカンが足りなくなってしまったようなのです。

 

ペット優先で人間の頭髪用は後回しになったのかもしれません。

人間ペット両用バリカン

こんな風に取り合いになるのもスピーのバリカンが、人間用・ペット用どちらにも使えるバリカンだから仕方ないといえばそれまでですが。

 

同じくスライヴのバリカンも人間用・ペット用としてどちらでも使えます。メーカーは一つのバリカンを品名の一部や説明を変えてペット用としています。

 

例えばヘアークリッパー MODEL 555は人間用 555-H、ペット用になると 555-Pといった感じです。

Hは Human(人間) 、Pは Pet(ペット)の意味になります。

 

どうして人間用・ペット用どちらにも使えるのか?

人間用バリカン ペット用バリカン

バリカンは人間用だけのものと、両方使えるものと分かれています。

人間の髪 → 刃の動きが速いバリカン

人間の髪、ペットの毛 → 刃の動きが遅いバリカン

 

人間の髪は硬くペットの毛は軟らかいため、このように刃の動きによって使い分けられてるのです。

 

もし刃の速度が速いバリカンでペットの毛を刈ると、刃に毛が絡みやすくなり上手く刈れません。ゆっくりした動きで、毛を拾いながら刈れるバリカンがペットには必要になります。

 

その点、人間の髪は刃の速度に関係なくどちらでもしっかり刈れるので選択肢も広がりますが、人の毛でもすごく柔らかい毛は刈りにくいこともあります。

 

牛や馬にも使えるバリカンは?

馬にも使っているバリカン

ペット用というと犬や猫がほとんどで、たまに馬にも使っていることも。その場合ほとんどは人間用・ペット用両方使える「スピーやスライブバリカン」でした。

 

しかし、人間用の「パナソニックバリカン」も馬に使っていると聞きました。人間用のバリカンが馬にも使えるとは、馬の毛質が人間に近いのかも知れません。

 

バリカンは人間用・ペット用と区別するのではなく、本当は毛の硬さや太さで区別したほうが分かりやすいのでしょうが・・・。

 

ただ馬など本格的に動物を刈るのなら、やっぱり動物専用のバリカンを使う方が無難ではないかと。大型動物のバリカンは価格が高いですが、耐久性や効率の面でずいぶん違うと思うのです。

 

ペットと飼い主さん両方を一つのバリカンで刈る場合

この場合、バリカン本体は共有しても刃だけは別にしてください。業務用のバリカンや刃は水洗いできませんし、そもそも衛生面を考えると一緒に使うことは無理があります。

 

綺麗にしていてもペットは動物、人間にとって良くない菌があるかもしれません。

 

人間の頭皮はデリケートなので、頭皮トラブルの原因になることも考えられます。人間とペットの一線は引くようにしましょう。

 

人間用とペット用バリカンの寿命は?

バリカンの寿命は、人間用・ペット用に関わらず、使い方やメンテナンスで違ってきます。

 

使用時間や使用頻度はもちろんですが、コードレスなどは使わなくても寿命が短くなることがありますのでご注意ください。

 

またコードレスに関わらず、長い間使わないでいると冬場など固まることがあります。替刃についている頭皮の皮脂が固まって、いざ使おうとしたときに刃が動かなかったり、動きが鈍かったりすることもあるのです。

 

寿命からみたコード付きとコードレスの違いは?

●一例として スピーディクのバリカンの場合

使用頻度は月に数回、お手入れは使うたびにオイルの注入と使用後の細かい毛を取ること、本体に異常がないこと、それとバリカンを落としたりなど衝撃を受けていないという条件で考えてみます。

 

コード付き

数年から何十年と持つ場合もあります。ただし、あまり年数が経ちすぎると新しい刃が合わないこともあります。本体が古くなっても手持ちの替刃がたくさんあると研ぎに出しながら長く使えます。

 

コードレス

数年から十年前後持つ場合もあります。ただし、コードレスの弱点である充電池が消耗してしまうと長く使うことができません。

電池パックは製造中止後5年間は確保されます。コードレスは本体以外に充電池や充電器も使えるかが大きなポイントとなりますが弱点もあるのでご注意ください。

※パナソニックのバリカンやスピーディクのPEACEピースはコードレスとコード付きの両方使えますが、充電池を通して動くため電池パックが使えなくなるとコード付きでも使えなくなります。

※パナソニックのバリカンは充電池がカセットタイプではないので、充電池が消耗してしまうとメーカーにバリカンを送って入れ替えてもらわなくてはなりません。(有料)

 

これらはあくまでも目安として捉えてくださいね。必ずしも全ての製品が同じように使えるとは限りませんから。

 

よく修理に出されるバリカンは落とした形跡があったり、替刃にオイルが全くついてないこともあります。

 

ただの器械ですが大切に扱っていただければ、バリカンもそれに応えてくれるのではとも思います。

 

人間・ペットどちらにも使えるコードレスバリカン

電池パックが差し込み式になっているので、簡単に取り外しができます。

スライヴ コードレス バリカン 555(刃なし本体のみ)  スピーディクコード・コードレス両用バリカン「PEACE」ピース(刃なし本体のみ)

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