業務用バリカンは刃が命!長く使うために知っておきたい方法とは?

バリカン替刃 ■ご案内

バリカンを使っていて、ある日突然切れなくなったことがありますか?

 

そうなったとき『バリカン本体の故障』と思ってしまいがちですが、実は刃の方に原因があることが多いのです。

 

話は少しそれますが。

 

先日テレビで志村動物園を見ていると嵐の相葉くんが、保護されたミニチュア・ダックスフンドをトリミングする場面がありました。その犬は高齢犬で飼育放棄されたのか長いあいだ手入れされてないため、毛の汚れが塊になるといった悲惨な状態でした。

 

バリカンを毛に当てたものの、毛の塊は頑丈で老犬ゆえ皮膚のたるみもあり先に進みません。

 

そのときに行ったのが、シャンプーを潤滑油代わりにする「ウェットクリッピング」という方法でした。シャンプーで毛の滑りを良くしたことでバリカンが入り、毛の塊を刈ることができたのです。

 

上手くいって良かったという場面でしたが、私的には『刃がぬれて錆びたりしないのかな?』という疑問が湧いたのです。

 

番組で使っているバリカンは、刃に水気がついても大丈夫なものを使っていたのかもしれませんが、全てのバリカンがそうであるとは限りません。

 

当店で販売している業務用バリカンの刃は、ぬれたりすると錆びやカビが発生し、最悪動かなくなることもあります。

 

バリカンは本体の方が重要なのはもちろんですが、刃の調子が悪いと動かない・切れない・刈れないということになってしまうのです。

 

業務用バリカンで絶対にやってはいけないこと

業務用バリカンに水は大敵

当店で販売している業務用バリカンは全て水洗い出来ません。正確に言うとバリカン本体と替刃は洗えませんということです。

 

特に替刃は材質の特性から水気を嫌います。

 

替刃は最初、箱に入っているとき全体が油まみれで、スピーディク・スライブの替刃差し込み型は特に油まみれになっています。もちろんビニール袋に入っていますが、何処からか漏れて替刃の箱に油が付いていることがあるくらいたっぷり塗ってあります。

 

これは錆び防止のために仕方ありません。ウォールやパナソニックの替刃は油まみれではありませんが、やはり水気には気をつけてください。

 

置き場所や刈る場所にも注意を払う必要がある

例えばお風呂場で髪を刈ってすぐに頭を洗おうと思うかも知れません。

 

その場合、浴槽にお湯が入っているときは湯気が大敵になります。お湯を入れる前や部屋で刈るなど水気がない状態で刈るようにしなければいけません。

 

パナソニックバリカンの替刃は少し違うかも

パナソニックバリカンの水洗いも、もちろんダメですが、取扱い説明書に刃のお手入れで「消毒をする」とあります。エタノール水溶液の中に15分浸すと書いてあるのです。

 

理美容業界で販売されている業務用ということから、こういう説明があるのだと思います。

替刃は通常汚れや毛を取りのぞきバリカンオイルを注入して保存すれば十分です。それ以上のことは故障の原因になることもありますのでしない方が無難です。

 

バリカン使用後の替刃のお手入れ法

お手入れの前にバリカンの刃の仕組みを説明させてください。

 

バリカンの刃は上刃と下刃があり、下刃は固定され上刃だけが動く仕組みになっています。

 

替刃を良く見ると、上刃と下刃双方が全部がぴったりとくっついているわけではありません。上下刃のどちらかまたは双方にすきま部分とレールのような部分があり、レール部分だけが擦れ合うのです。

 

画像は差し込み型ですがはめ込み型の替刃も同じような原理になっています。

 

バリカン替刃差し込み型バリカン替刃差し込み型
1、バリカン本体に付属しているブラシやバリカン専用ブラシで、替刃に付いている毛クズやホコリをよく落とします。場合によっては布などで拭き取ります。

 

2、替刃にバリカンオイルを注入します。注入の仕方は各バリカンの取扱い説明書をご覧ください。一般的には上下刃の擦れ合うレール部分や刃先に注入します。

 

これだけすれば十分です。そして次回使う前にも油を注入します。1~2滴のバリカンオイルでバリカンがスムーズに動くのですから忘れないようにしましょう。

 

バリカンが急に刈れなくなったときは?

先日バリカンのお問い合せがありました。バリカンは『スピーディクのピースPEACE』差し込み型の替刃なのでスライヴ以外は一部当てはまらいところもあるかと思いますが参考までに。

 

使い始めて半年くらいになったところで 刈れなくなったそうなのです。

 

そんな場合は色々な状況が想像されます。

 

まずバリカンが動くのであればバリカン本体は問題ないということが分かりますから、替刃の様子を見なければいけません。

 

考えられることは次のことです。

1. 替刃にバリカンオイルが付いていない

使用前・使用後のバリカンオイルを注入していない又は不足していると上刃と下刃の摩擦が大きくなり動きが鈍くなってしまいます。

その場合は替刃にバリカンオイルを注入します。※注入箇所は各取扱い説明書をごらんください。

2. 替刃に毛が挟まっている

上刃と下刃に毛が挟まってしまい、刃と刃の間にすきまが出来てしまっています。

その場合は分解して掃除をして組み立てます。※組み立て方は各取扱い説明書をごらんください。

3. 分解掃除したことがある

分解掃除をした後に組み立てが不十分なことがあります。座金(黒い板状の部品)の片側だけが浮いている、もしくはレット(ネジ)が緩んでいたり又は締め付け過ぎていることが考えられます。

その場合は再度分解して組み立て直します。※組み立て方は各取扱い説明書をごらんください。

4. 切れ味が落ちている

刃の寿命かも知れません。使用頻度が多い・髪質が硬い・刃が錆びているなどで、替刃自体が消耗している可能性があります。

その場合は刃を研ぎに出すことで切れ味が戻って来ます。

 

替刃のまとめ

替刃は差し込み型とはめ込み型の2種類あります。今回は主に差し込み型のことを書きましたが、バリカンオイルを注入するという点は共通です。

 

日頃のメンテナンスをしっかりしていれば、切れ味が長続きしますのでバリカンオイルは忘れないようにしてください。

 

もしオイルを注しても切れ味が良くならない場合は刃の摩耗も考えられますので、新しい刃と交換又は研ぎに出した方が良いかもしれません。

 

おすすめバリカンはこちら

●コードレス(替刃差し込み型)

スライヴ コードレス バリカン 555(刃なし本体のみ)   スピーディクコード・コードレス両用バリカン「PEACE」

 

●コードレス(替刃はめ込み型)

パナソニックプロリニアバリカンER-GP80   ジャンヌ プロ セラミック バリカン JEC-2015-313B

●コード付き(替刃差し込み型)

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